【深い前屈/ウッターナーサナ】ヨガの王道ポーズ・深い前屈の作り方・効果・軽減法徹底解説※レッスン動画付

ポーズ解説

立位の深い前屈とは

立位の深い前屈は、立った状態で行う前屈ポーズでヨガの王道ポーズの1つです。

太陽礼拝やフローヨガ、全レベルのヨガクラスで頻繁に登場します。

しっかり作り方を覚えて練習すれば、脳疲労回復や眼精疲労回復、気持ちの落ち込みや、軽い鬱症状を軽減することもでき、心身共に効果的なポーズです。

深い前屈は一見地味なポーズに見えるかもしれませんが、ヘッドスタンドポーズと同様の効果が得られるほど心身に効果的なポーズです。

ちなみにヘッドスタンドポーズはヨガのポーズの中でも王様のポーズと言われる程、心身共に超効果的なポーズです。

また、ヘッドスタンドポーズを練習中の方は、深い前屈を練習することがヘッドスタンドポーズの上達の鍵になります。

これは他のポーズでも言えますが、ヨガの基本的なポーズを繰り返し練習することで中級・上級のポーズが上達します。

繰り返し練習するからポーズが深くなり、効果も高くなり、更に完成度が上がります。

深い前屈の効果

深い前屈には心身共に嬉しい効果が沢山あります。

【深い前屈の効果】

・内臓機能の向上

・免疫力の向上

・脳疲労回復


・安眠効果


・眼精疲労改善


・腰痛改善


・下半身のむくみ改善
(足の引き締め・ふくらはぎの引き締め)

・下半身のだるさ、疲労回復


・もも裏の柔軟性向上
(ヒップアップ、姿勢改善に繋がります)

・骨盤後傾の改善

・冷え解消

・自律神経バランスを整える

等々…

仕事や対人関係での疲労やストレスも解消しながら、むくみを溜めない循環のいい体づくりに役立ちます。

デスクワーク等で疲労が溜まった時にも取り入れてスッキリしたいですね。

深い前屈は精神的不調や身体的不調、ボディメイク、全てに効果的な万能ポーズです。

深い前屈の禁忌事項

全てに万能なポーズではありますが、深い前屈を練習する際にいくつか注意点があります。

無視して練習を続けると吐き気や頭痛、不調を引き起こす可能性があるので気をつけましょう。

【禁忌事項】

・食後すぐ行わない(最低でも1時間前には済ませましょう)

・妊娠初期は避ける

・体調が悪い時に無理に行わない

・生理中に長時間行わない

・膝関節や足首等に痛みや怪我がある場合は行わない

・動きが辛い場合は軽減法から練習する

・体調を優先し無理に行わない

特に内臓に刺激がしっかりあるポーズなので、食後すぐの練習は避けましょう。

このポーズの練習に不安がある場合は医師に相談のもと練習しましょう。

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作り方

①山のポーズで立ち、両手は腰に添える

②股関節・骨盤から後ろに引き、お腹と前ももが重なるように前屈をつくる
この時両膝をしっかりと曲げてお腹と前ももの距離を近づける

③両手は床、膝裏、ふくらはぎ、足首のどこか安定する場所に添える

④両足裏でしっかり床を踏み、膝裏を少しずつ伸ばしお尻を天井方向へ向ける

軽減法

・膝を曲げてもお腹と前ももが揃わない場合、クッションやバスタオルを挟み練習する

・足を閉じるのが辛い時は腰幅に足を開く

前屈を深めるポイント

・無理に前屈しようとしない

・上半身、胸から前屈しない

・前屈の深さよりも背骨が丸くならないようにする

・まずは膝をしっかり曲げて練習する

練習動画(軽減法)

細かい説明を確認しながら丁寧に練習したい場合は、動画を再生して一緒に動いてみてください。

動画の中では軽減方も説明しています。

またポイント毎にスキップできるように設定しています。

立位の深い前屈ポーズは身体の使い方のコツを掴めばどんどん柔軟性が高くなります。

深く倒せなくて大丈夫です!

正しい身体の使い方ができれば、今の柔軟性がどこであれ効果的なポーズになります♪

皆さんのヨガの練習が心身に効果的ですように♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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