【連載】#0 エッセイ&100のやりたいことリストを実行する理由。

100のやりたいことリスト実行

エッセイを「書く」ということ

この記事を書きながら気付いたこと。

エッセイを書くとは、自分の心を裸にすること。

丸裸の知る作業だ。

エッセイストとヨギ(ヨガを熱心に行う人)は似ているかもしれない。

エッセイストは、常に自分の本音と向き合う作業をしているからだ。

エッセイを綴ることは外の世界に心を開くことでもあるだろう。

エッセイストとは嘘のない生き方なのかもしれない。


エッセイを書くことは

「自分の心の中を全部見せるようで、なんだか恥ずかしいな。」

「でも無性に書きたい。」

これが今日の本音だ。

書くことを通して「まだ知らない自分」を深掘りしようとしているのかもしれない。

きっと、この「書きたい」欲は「自己探究」の欲だ。

エッセイはそのツールのような気がする。

「書きたいなら書けばいい」自分に好きなようにやらせてみようと思う。

「常に中心にある仕事」と「強力な満月パワーの変化」

この数年間、私のやりたいことは常に仕事だった。

常に仕事のことが頭から離れない。

どこにいても、あれもこれも全部に仕事のアンテナが張る。

どこにいようが仕事が気になり、仕事がしたくてウズウズする。

思考を仕事から切り離すのが難しい。

まさに仕事が趣味で、趣味が仕事の状態を何年も過ごしてきたように思う。

雇われの身ではない個人事業主である限り、仕事は自ら作り出す必要がある。

だから常に仕事のことが頭から離れないのだ。

何がヒントになるか、何が活かせるか、日常にヒントが溢れている。

「生きる」ことは「仕事する」ことでもある。

好きなことが仕事であれば最高だ。

向き合う時間が長い仕事だからこそ、好きなことをした方が心身共にハッピーだ。

もちろん大変なこともある。

それでも、好きなこと、やりたいことだから、その壁に向き合えるのだ。


仕事への情熱は持ち続けたまま、4月の強烈な満月前後のこと。

驚くほど身体が重く、だるく、料理もメイクも、動くことすら出来ないほどに身体が重くなったことを覚えている。

どうやら地球に1番近づく満月の日だったようだ。

そんな日は、どう足掻いても気分は多少落ち込むものだ。

だけど、その時に感じた違和感なのか願望なのか、心に感じたいつもと重さの違う感覚。

「ワクワクしないな」

「ワクワクすることがしたいな」

「もっと心に従ってやってみなよ」

そんな感覚が非常に気になった。

実際に、満月前後から「つまらないな」という感覚が積もっていることに気がついた。

「じゃぁ、どうしたらワクワクする?」

自分に問いかけてみたが、丸2日返事がないまま、ひたすら満月パワーに体力を消耗する気分で過ごしていた。

3日目に「じゃ、これは?」そんな声が聞こえてきた。

「やってみたいこと」を「やってみよう」

「やってみたいことを、やってみよう」

究極にシンプルな答えが届いたような気がする。

勿論「仕事が好き」という点に変わりない。

根にある情熱は変わらないのだが、今は新しい枝葉が伸びる時期のような感覚だ。

純粋に…遊びたい、喜びたい、楽しみたい、子供心が活発だ。

そしてこの子供心こそ自分自身であり、この欲求を満たすことで更に仕事も日常も全てが豊かにステージアップする気がしてならないのだ。

なんだか違う角度から、自分の人生にもう1歩足を踏み入れるような感覚だ。

「遊べ、遊べ、好きなことしよう、新しいことしよう、理由はいらない、直感に従え」

これは今キャッチしないと、きっと柔らかくフェードアウトするのだろう。

「あ〜、私の声届かなかったは〜…まぁいいよ、もういいよ、またね〜シュン…」

ってな感じに。

「やってみたい」「やりたい」を、実行することで枝葉は更に成長する。

これはやるしかない。

では、まずやりたいことを書き出してみるか。

なんといっても、書かないと忘れてしまうからだ。笑

まずはノートを買うところから始めよう。

このような経緯で私は100のやりたいことリスト(ノート)を作成することにした。

楽しいか、楽しくないかだけが基準

早速ノートを買ってみた。

以前、やりたいことを紙に書き出したことがあるが、紙を無くしたり、ものすごく叶うのに時間がかかりそうな内容だった為、改めて書き直そうと思った。

紙をなくさないようにする為にも、今回はノートにしようと決めた。

「まずは、やってみたかったこと、やりたいことを、大小関わらずに100書き出そう。」

丁度100ページの無地のノートを購入した。

「表紙には小学生の頃楽しかったように、何も考えずにシールを貼ってみようか」

そう思うと

「お、いいね」

子供心が応えてきた。

ダイソーで適当に気に入ったシールを購入して、何も考えずに貼り出した。

下手でいいのだ。

楽しいか、楽しくないかだけが基準。

たまの無計画って最高の贅沢だ。

決められたこと、求めらているものに一切応える必要がない。

ノートの表紙にシールを貼る。

そんな小さな枠にすら贅沢な時間が存在するのだ。

やりたいことを実行するための3つのルール

私は、やりたいことリスト実行するに3つのルールを決めた。

ルールは簡単だ。

1つ目は、書いたことが、純粋に自分のやりたいことか、ワクワクすることか。

2つ目は、書いたことが「やらなきゃ」に変わった時点で、それは外すかワクワクする別のことに変更する。

多くの場合、期限を決めると焦って「やらなきゃ!」に変わる。

もちろん、仕事における期限や目標を達成するための期限設定は重要だ。

だが、このノートに関しては純粋に楽しむことが何よりの目的だ。

1つ1つを楽しむことが目的で、とにかく100個終わらせることが目的ではないのだ。

このノートに関しては、常に自分の心と相談しながら期限を決めることにしよう。

3つ目は、実際に行動したら感想をノートに書き出し写真を貼る。

やりたくないことをやる必要はない。

義務ではなく喜びが詰まったノートにしたい。それだけだ。

そして、このリアルな過程を私はエッセイにまとめていきたい。

これは大人になった自分の本気の遊びであり、人生実験でもある。

早速ノートに100のやりたいことを書き出してみた。

すぐに叶うようなことから、行きたい場所、やってみたい体験等…とにかく大小は関係なしだ。

とにかく「ワクワク」が書き出す基準だ。


実際に、やりたいことをノートに書き出す中で

「もしかして、ものすごく馬鹿らしいことをしているのでは?」

という気持ちと

「めっちゃワクワクする!」

という感情が混在しているのも感じた。

「馬鹿げているのでは?」と思う反面、普段注目されるほどのサイズではないが、確かに心の中にあるやりたいことを行うことで、今の自分に見えていないことが見えるようになる気がする。

普段仕事や家事ややるべきことが優先される中、中々拾われないサイズのやりたいことを実行してくと、現実的な世界は、心の中は、人生は、どんな風に変わるのだろう?

更にどんな未来に繋がっていくのだろうか。

自分の純粋な声に従うと、もっと人生が面白くなる気がする。

「純粋な声」にいつも理由が必要なのだろうか?

そこには「楽しそうだから」以外の理由がない。

大人になった今、子供の頃のようなワクワクする心に従い行動する時、まさに自分の人生を生きているのではないだろうか。

リストを書いて気付いた3つのこと

やりたいことノートを書くことで早速3つの気づきがあった。

1つ目が、自分が「今何に興味があるのか」が面白いほどに明確になることだ。

書けば書くほど分かる。

私の場合は「自然、動物、植物、本、何かを作ること、体験」に強く惹かれているようだ。

食に関する欲望が極端に少ないことが分かった。

2つ目が、この書き出したことを一体誰とやりたいのか。

1人なのか、友人となのか、パートナーなのか。

誰であれ、楽しさや喜びを共有したいと思える人に出会えたことが幸せだ。
もしいなくても、やりたいことをやろうとしている自分がいることが最高だ。

勿論、自分のやりたいことを他人に無理強いはしない。

ただタイミングと興味が合えば、一緒にその瞬間を共有したい。

そういう時間が、なんだか幸せな瞬間だと思うのだ。

3つ目は、やりたいことがすぐに叶うか、叶わないか…ある程度書きながら分かるという点だ。

「これはすぐに叶うだろうな」と感じることほど具体的で目的が明確なのだ。

例えば、場所、時期、目的が明確なものは行動しやすい。

「これはすぐには叶わない」と感じることは漠然としているのだ。

仮に「星空が綺麗なところに旅行する」が目的になっている場合だ。

「星空が綺麗なところ」に旅行したいなら、自分が綺麗だと思う星空はどこにあるのか…目的地を決めることから始めなければいけない。

この探す作業をやらずに、「星空が綺麗なところに旅行する」のままであれば、きっと叶う速度はとても遅いだろう。

既に面白いノートだ。

最後に

やりたいこと100のこと。

100終わるまでにどれくらい時間がかかるだろうか。

やりたいことで埋まったノートを見ながら、次は実際に行動する番だ。

ノートが記録で埋まっていくのが地味に楽しみだ。

ここでも、そのリアルな過程を綴ろうと思う。

他にワクワクする記録を思いつけば、他でも記録しようと思う。

小さな「やりたいこと」を行動に移していく中で、その先に何があるだろうか。

ワクワクに従って動いてみる。

多分これも、今しかできないことなのだ。

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